こんにちは。さいたまのたぬきです。

今日は絵本より一歩進んだ児童文学の名作から
先日紹介した白組制作の映画
GAMBAの原作から
映画のことは前回のコラムへ

タイトル・・・「 冒険者たち ガンバと15ひきの仲間 」

作者・・・「 斎藤惇夫 」

絵・・・「 薮内正幸 」

出版社「 岩波書店 岩波少年文庫 」

画像楽天さんより


<<どんな絵本?>>

今40前後の人なら一度は見たことがあるのではと思う
アニメガンバ。その原作です。

町に住み暮らしているガンバ
そんなガンバとまんぷくが港で行われていた
ねずみのパーティーに参加したことから
大冒険が始まります。

といってもいわゆるわくわくするような
冒険ではありません。

「ノロイ」と呼ばれる白い恐ろしいイタチから
島に住むねずみたちを助けるために
出かける冒険です。

色々なことを得意とする15匹の仲間と
ガンバは無事ノロイを退治することができるのでしょうか?

<< 感 想 >>

初版はおおよそ40年前と古いのですが
良い本はすたれないという一つの事実といってよい本です。

始めは何となくいやいや港に出かけたガンバでしたが
仲間と出会い、困っているネズミ忠太に出会うことによって
義侠心というようなものに目覚めて行きます。

ノロイの島への船出の際の誰も来ないと思っていた
仲間が次々と現れるシーンはなかなか好きな場面です。

映画が始まるということで子供に読ませたいと
思ったこともあり改めて読み返しましたが
こんなに面白かったか!と思うほど
後半は一気に読み進めてしまいました。

本好きのお子さんがいる方にも、
大人の方にもお勧めの1冊です。

<<詳細や他の方の感想はこちらから>>
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